普段やっている料理でおもてなし ハンバーグにがんばってもらおう①

  使う調理器具やお皿が決まっても、肝心のメニューが決まらない、料理の本を見てもピンとこない・・・というときは、普段作っているご飯にがんばってもらうといいと思います。おもてなし度はいまいちですが、料理のハードルが下がって気持ちが楽になります。あとは、盛り付けや見せかたでフォローする!

 普段、夕飯に作っているメニュー、作り慣れていて、家族には好評、であれば十分です。例えばハンバーグ。こどもが多いパーティにはおすすめです。レストランのハーンバーグを目指す必要はありません。いつも通りのレシピで用意して、ホットプレートいっぱいに並べて焼き、ソースを加えて、煮込みます。とろけるチーズを乗せて、いい感じになったら、各自、ハンバーガー用のパンにレタスと挟んで、かぶりつく。しっかりお手伝いが出来るような年齢のこどもさんがいるなら、成型から焼くまでは任してしまいます。チーズがとろけた頃に蓋を開けると歓声があがるはずです。

 当日の時間がない場合は、パーティ予定日の1~2週間前のどこかで、夕飯をハンバーグにして、大量に作って冷凍しておきます。パーティ前夜に冷蔵庫に入れて解凍、当日ゲストのみなさんが来るまでに、ホットプレートに並べてグツグツいわせておけば、作り置きには見えません。

 ここで大量に作るときのポイントです。一人分と二人分を作るのでは、手間は変わりませんが、5人分と10人分では手間も時間もかかります。慣れない料理ではなおさらです。その点、普段から作っているものであれば、適当にできるので、時間の負担も心理的な負担も大きく減らすことができます。また、今回のハンバーグのように焼く料理の場合は、フライパンで焼かずにオーブンで焼くだけでも、手の取られる時間が大幅に減らせます。1回目に夕飯用を焼き、食べている間に2回目が焼き上がり、片付けている間に3回目を焼く、といった感じにできたら理想的です。焼いた後の天板、一回、一回洗うのが面倒な人(私です。)は天板にアルミホイルを敷いてやると、前の肉汁が焦げ付いて、焦げ付いて・・・となることを防ぐことができます。

 今回はカレーパーティのお返しとか、急な集まりなどのフランクな集まり向けでした。次回は、もう少しおもてなし度を上げていきます。



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3hours+ α 料理が苦手な人のための おもてなし料理段取り術

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