料理が苦手な人にもできる!おもてなし料理・パーティ料理

家族のためのパーティ トーマス デコ・ロール

長男の3歳の誕生日だったので、トーマスのデコ・ロールを作りました。

次女が「これ、作って~!!」と図書館でJunkoさんのデコ・ロールの本を借りて来たのが始まりで、もう2年くらい、子どもたちの誕生日とクリスマスに作っています。

子どもたちは自分の好きなキャラクターで作ってもらえるので、大喜びです。お店のケーキに勝つには、キャラクター力を借りるしかありません。クリスマスに作るデコ・ロールは子どもたちの希望するのキャラクターが違うので、リラックマサンタとアンパンマンサンタ、のように勝手にコラボさせています。

 時間はかかりますが、うちみたいに8人家族だとお店でホールケーキ買って、イチゴが足らないから、と買い足しててたら5千円ではおさまらないので、頑張って作っています。ホールのケーキが小さいと文句言われますが、ロールケーキはこのサイズと思っているのか、「小さい」の文句は出てません。

ご飯の段取り ご飯は続くよ、いつまでも・・・

 自分のスケジュールのを書き出したら、段取りを組み立てていきます。

おもてなし料理のメニューが決まっている場合は①おもてなしメニュー②日々のご飯③買い物リスト④掃除の順で、決まってないときは①掃除 ②日々のご飯 ③買い物 ④おもてなしメニューの順で考えますがやることは同じです。

「おもてなしメニュー」と「掃除」は、できるだけ細かい過程に分けてリストアップしていきます。リストアップの段階では順序とか考えず、思いつくまま、やらなきゃいけないことを書き連ねます。

 ハンバーガー(パンは自家製)とフライドポテトを作る場合には

「パン」・粉の分量を量る・生地をこねる・成型・焼く「ハンバーグ」・玉ねぎ炒める・肉だねを作る・成型・焼く・トマトソース「フライドポテト」・じゃがいもを蒸す・皮をむく・切る・揚げる・野菜(レタス等)洗う・水気を拭き取る

となります。こうして書き出してみると、当日にやらなきゃいけない項目は「パン」の成型、焼く、「ハンバーグ」は作っておいたものを温めておく、「フライドポテト」は皮をむく、切る、揚げる、後は野菜の水気をふくくらいです。パンの成型、じゃがいもの皮をむく、野菜の水気を拭き取るは、キッチンに入らずとも、テーブルで誰かにやってもらえること、子どもにもできることなので、大いにやってもらいましょう。当日、時間がないと思っていたけど、なんとかなりそう・・・とか、パンは作るのあきらめて、買いに行こう、とか当日は時間あるから、前日に玉ねぎは炒めておいてハンバーグを焼こうとか、無理のないようにスケジュールに組み込みます。

 日々のご飯の献立はそれを活用して考えていきます。トマトソースは大量に作って、夕飯のパスタのソースに、ハンバーガー用の冷凍に、W・G DAY(わくわくお客様DAY、お客様にご飯を振る舞う日)の2,3日に前にはじゃがいもをたくさん茹でて、夕飯の副菜をポテトサラダに、残りはフライドポテト用に、と夕飯に合わせる工夫をしてみてください。負担がだいぶ少なくなります。

 お客様に振る舞うのが昼食の場合、忘れがちなのが、その日の夕飯です。祭りの後はホントに何にもやりたくないので、考えておくこと、何かしら仕込んでおくことをおすすめします。夕食前には帰ると思っていたのに・・・なんてことも少なからずありますので、備えよ常に、ご飯は続きます。いつまでも・・・


メニューが決まらなくても動き出そう

 メニューはだいたい決まりましたか?メニューが決まっていても、いなくても、お客様が来られる日まで2週間までを切っているのなら、とにかく動きましょう。

 我が家では、ご飯を振る舞るお客様がかられる日を「W・G DAY」と呼んでいます。どっかのスーパーの真似をして「わくわくお客様」DAYの略です。本当にしょうもなくて申し訳ないけれど、「お客さんか・・・」と言ってしまうよりは「わくわくお客様DAY!!」とふざけて笑っているほうが楽になります。ちなみにお泊りのお客様は「ときめきお客様DAY」略して「T・G DAY」です。

 わくわくお客様DAY(以下W・G DAY)までの日にちに関わらず始めるのは、冷蔵庫の整理と段取りを考えること。W・G DAYまでに3日もないときは、冷蔵庫にあるものを活用することを考えて、それ以上あるときは、冷蔵室、冷凍室の空間を作る事を目標に、毎日のご飯の材料として使っていきます。特に「大人数」のお客様をお迎えするときは、作る内容や調理にかかる時間に頭が行きがちですが、買う量が倍増するので、買物は思った以上に疲れます。それは荷物が重いとかではなく、買物リストではただの文字、数字だったものが、カートに入れてみると現実的な量として目に見えるので、「これだけの量をさばくんだ」と、見てあんぐりしてしまうのです。そして、持ち帰って冷蔵庫に収めるのも苦労する、詰込み過ぎて使い辛い、ますますやる気がなくなる・・・そういうこと少しでも軽減するための整理です。

 続いて段取りを考えます。メニューも決まってないのに、と思うかもしれませんが、メニューが決まってないからこそ、できることを少しでも進めていくことが大事です。また、自分の調理に充てられる時間が見えてくると、作れるものも限られてきますので、とりあえず、使用する調理器具の候補は頭に入れて、段取りを考えていきます。

 この段取りだけは時間をかけてあげてください。ここを丁寧にすることで、結果的にW・G DAYのために費やす時間を削減できます。まとまった時間を取る必要はありません。お風呂で湯舟に浸かりながら、バスや電車の移動時間、お布団に入って眠りにつくまでの間・・・そういう時間に頭の中で、自分の予定と空けれる時間を整理したり、毎日のご飯のスケジュールを組んだり、大枠をかためてみてください。

 次回は大枠の中身をどう埋めていくかを考えます。


どれを使うか迷ったら・・・おすすめの料理の本

 調理器具が揃っていて、何を使うか決められない人に、おすすめするのはオーブンです。天板いっぱいに作る事もできれば、何種類か同時に焼くこともできる。二段で焼けるタイプであれば、一度に作れる量も倍になります。ごちそう感はバッチリで、焼き立てのパチパチいってる音、湯気、匂いは、そのままを天板ごとテーブルに並べても、存在感大です。オーブンペーパーは柄付きにすると、なお良しです。洗い物も減らせます。

 そんな訳で、おすすめする料理の本は「オーブン料理」の本です。作り慣れたものを作るのが一番負担が少ないのですが、初めてのレシピに挑戦するなら「オーブン料理」で探してみてください。

 基本、切って、並べて、焼くだけ。量が多少変わっても、基本の焼き時間は変わらず、焼き上がりの様子を見て、やっていけるので、初めてでも失敗することが少ないと思います。普段使わないような調味料を、使用しているものは避けたほうが無難ですね。オーブンに入れたら、焼いている時間はほったらかしにできる、というのは、子どもが小さい場合は本当に助かりますよ。




 

「大人数」って何人くらい? メニューの決め方・大人数の場合

 大人数のお客様が来られる、ご飯を振る舞わねばならない・・・焦りますよね。ところで、あなたにとっての大人数って何人ですか?

 メニューを考える際に「大人数」の判断は、持っている主要な調理器具のサイズで考えます。売られているものは2,3人用サイズか4,5人用サイズがメインですよね。お鍋、フライパン、炊飯器、オーブンレンジ、トースター・・・あなたの家で使っているものは何人用ですか?その目安の人数の倍を超えてきたら、大人数です。うちはあまり食べないから、と4人家族だけど2,3人サイズの器具を使っていると、3人お客様が来られただけでも、「大人数」となるわけです。作ったものが少量ずつしか、あたらないとなると、品数を増やさざる得ず、料理好きでない人にとってはハードルは上がります。それは避けねばなりません。

 3合炊きの炊飯器では、ご飯足りるかな、の心配もでてきます。少なくとも我が家では一人半合では絶対足らない・・・となるので、大人数の場合は炭水化物を何にするか、が重要です。炭水化物抜きダイエットなんて、知ったことじゃありません。大人数のお腹を満たすには、何はともあれ炭水化物です。ご飯は炊飯器の要領次第なので、ここが小さいと、すし飯にして2回炊く、麺類と組合す、餃子やしゅうまいなどの皮系と組合す、パン、パスタ系にする、もしくはピラフにして組合す、と料理の系統が好まざると決まります。

 次は調理器具ですね。ここも重視するのは大きさです。お鍋はおでん用に大きいのがあるわ、とかオーブンは大きめかなとか、使うと効率が良い道具を選んでから、メニューを考えてみてください。


みんなに手伝ってもらおう!!

  大勢の集まりのときは、調理器具だけでなく、人の手もフル活用するつもりで考えます。しかしながら、手伝ってもらう、というのは相手のあることなので、そんなに簡単なことではありません。慣れない料理や初めてのゲストでは、自分でやったほうが良かった・・・なんてことも多々あります。そうならないためには、何を手伝ってもらうか、誰に手伝ってもらうか、やってもらうことと、やってもらう人を、しっかり頭の中でシュミレーションして、決めておくことが大切です。

 まず、人ですが、私は4パターンで考えます。

Ⓐ「~しようか?」と自ら気づいて、さっと行動してくれる人

Ⓑ一つ頼んだら、そのあとは自分で考えて動いてくれる人

©「何でも言って」と言うが、言わないと動かない、言われたことのみやる人

Ⓓ全く動く気のない人

 私の周りでは1:4:2:1くらいの割合ですね。ⒶⒷⒸタイプの人には手伝ってもらうつもりで組み立てます。Ⓐ、Ⓑタイプの人は自分の立つ場所とか、優先順位とか考えてくれるので、全体の流れを伝えればやっていけるのですが、Ⓒタイプの人は動かないので、これと、これというふうに、はっきり示します。前回のハンバーガーで考えると、Ⓒタイプの人に振りやすい仕事は「揚げる(フライドポテト)」「野菜の水気をふく」「こどもたちと一緒にハンバーグ(パン)の成型、焼く」になります。

「揚げる」という作業は、多分、料理が好きな人は、人に任せたりしたくないんでしょうけど、料理が苦手な人、全部、誰かにやってもらいましょう。大量の揚げ物、誰かがやってくれるなんて、揚げあがり具合を気にしないでいいなんて、すごく楽ですよ~。

 ⒶⒷタイプの人にだいたいの手伝いをお願いするから、Ⓒタイプに人に何も振らない、とういのは避けたほうが無難です。Ⓒタイプの人は、自ら動くと「洗い物をする」を選択することが多く、また、そこから動かないので、流しを占領されて作業がし辛くなるので、何かしらやってもらいましょう。ちなみにⒹタイプの人は一人で部屋の中を見て回っていることが多いですね。

 キッチンの広さやタイプによっては、ゲストに立ってもらう感じではない場合もあると思います。そんな時こそ、ホットプレートやグリル鍋、フラーヤーなど、調理場所をキッチンからテーブルに移すことをお勧めします。調理を、誰かに任せてしまえる環境をつくってみてください。

 これまでは、自分の負担を減らすことを目的に話をしてきましたが、「お手伝い」の最大の効用は間を持たしてくれるところです。来られるゲストがパートナーの友人家族、仕事関係の人など、自分の親しいどころか、初めて会う場合もありますよね。こういうときは、何かしてもらうことがあったほうが、こちらも、向こうも助かります。こども同士だと一緒に作って、食べ終わったころにはもう仲良し、という具合です。お客様は何時に来られて、どういう風に過ごしてもらうのがベストなのかを考えて、使う調理器具やメニューを決めていくと、ぶれずに済むのではないでしょうか。

おもてなし度をあげてみる ハンバーグにがんばってもらおう②

 また、ハンバーグです。料理が好きじゃないのなら、作れるのものに頑張ってもらうのが一番です。前回のハンバーグはそのままに、おもてなし度をあげていきます。

 ①ソースを手作りする。

 彩的には赤のトマトソースがおすすめです。私は玉ねぎや、ハーブ(あればセロリ)を入れて、たっぷり作って冷凍しています。

 ②テーブルの色を増やす。

 ハンバーガーに挟むように用意する野菜の彩を増やします。緑、赤、黄色、紫色が入るとグッと華やかになります。レタスもサラダ菜、フリルレタス、サニーレタスと、色や形の差を意識して、数種類入れるだけでも、見た目の差は歴然です。紫色には赤ラディッシュの新芽をよく採用しています。また、ホットプレートにハンバーグを並べるのをやめて、目玉焼きやフライドポテトを並べて、かわいい紙皿、紙コップを渡せば、こどもたちのハンバーガー屋さんごっこが始まりますよ。

③パンを焼いてみる。

 パンはスパーで買うもよし、パン屋さんで買うもよしですが、作るもよし!!です。パンを作ったことない人は、難しそう、時間かかりそう、面倒くさそうと思いがちですが、そこを利用します。「パンを焼く」には、時間や手間をかけた感がとても高いのです。何より、焼き立てのパンのかおりが、部屋中に立ちこめて嗅覚を刺激してくれます。簡単なレシピもたくさんあるし、時間がかかるのは主に発酵時間で、手は空いているので、これは組み方次第です。ホームベーカリー、フードプロセッサーがあれば本当に楽々、なくても、レシピの選びかた次第ですが、こねたりする時間は20分もかからないくらいです。

④肉のランクをあげる。

 お祝やお礼、大人だけの集まりで高級感を出す場合は、扱う肉を変えてみます。スーパーの合い挽き肉をやめて、お肉屋さんで和牛ミンチを買う、フードプロセッサーで自分で挽くなりすると、同じ作り方でもお味は全然違います。高級ハンバーガーを目指して、挟む中身は決めてくださいね。

普段やっている料理でおもてなし ハンバーグにがんばってもらおう①

  使う調理器具やお皿が決まっても、肝心のメニューが決まらない、料理の本を見てもピンとこない・・・というときは、普段作っているご飯にがんばってもらうといいと思います。おもてなし度はいまいちですが、料理のハードルが下がって気持ちが楽になります。あとは、盛り付けや見せかたでフォローする!

 普段、夕飯に作っているメニュー、作り慣れていて、家族には好評、であれば十分です。例えばハンバーグ。こどもが多いパーティにはおすすめです。レストランのハーンバーグを目指す必要はありません。いつも通りのレシピで用意して、ホットプレートいっぱいに並べて焼き、ソースを加えて、煮込みます。とろけるチーズを乗せて、いい感じになったら、各自、ハンバーガー用のパンにレタスと挟んで、かぶりつく。しっかりお手伝いが出来るような年齢のこどもさんがいるなら、成型から焼くまでは任してしまいます。チーズがとろけた頃に蓋を開けると歓声があがるはずです。

 当日の時間がない場合は、パーティ予定日の1~2週間前のどこかで、夕飯をハンバーグにして、大量に作って冷凍しておきます。パーティ前夜に冷蔵庫に入れて解凍、当日ゲストのみなさんが来るまでに、ホットプレートに並べてグツグツいわせておけば、作り置きには見えません。

 ここで大量に作るときのポイントです。一人分と二人分を作るのでは、手間は変わりませんが、5人分と10人分では手間も時間もかかります。慣れない料理ではなおさらです。その点、普段から作っているものであれば、適当にできるので、時間の負担も心理的な負担も大きく減らすことができます。また、今回のハンバーグのように焼く料理の場合は、フライパンで焼かずにオーブンで焼くだけでも、手の取られる時間が大幅に減らせます。1回目に夕飯用を焼き、食べている間に2回目が焼き上がり、片付けている間に3回目を焼く、といった感じにできたら理想的です。焼いた後の天板、一回、一回洗うのが面倒な人(私です。)は天板にアルミホイルを敷いてやると、前の肉汁が焦げ付いて、焦げ付いて・・・となることを防ぐことができます。

 今回はカレーパーティのお返しとか、急な集まりなどのフランクな集まり向けでした。次回は、もう少しおもてなし度を上げていきます。



使い勝手のいい大皿? ホットプレート

 「ホットプレート」というと、思い浮かぶ料理は焼肉、お好み焼き、焼きそばが一般的なのでしょうか。あとホットケーキとか?「グリル鍋」だったら、お鍋かな?

 私がおすすめしているのは、そういう使い方ではありません。使い勝手のいい大皿、保温機能付きと考えてください。大皿、たくさんお持ちですか?数、種類、揃ってますか?料理が好きじゃない人は、お皿とかもあんまり揃えてないですよね。パーティやおもてなし料理はその内容よりも統一感です。大皿は洋皿で、取り皿は和皿・・・では作った料理の見栄えが台無しですが、ホットプレートを大皿代わりにすれば、取り皿だけ揃えればOKです。

 ここまで決まって、幅が狭まればレシピの検索もしやすくなります。和皿でやるなら、ホットプレートを使った和食を、洋皿なら洋食のメニューを考えてたり、レシピを探したりしてみてください。

 ただ、最初にも書いたように、保温機能付き大皿なので、ここで調理する必要はないのです。例えば、ご夫婦二人のお家にご両親がこられて、4人で食事のときは、彩を中心に3~4種類、美しく並べて、保温でふたをしておきます。二人暮らしのテーブルに、ホットプレート、取り皿、コップや飲み物を並べたら、テーブルは埋まりますかね。おしぼりを並べたり、料理でなくてもいいから、とにかくテーブルは埋めましょう。来られたご両親はホットプレートを見て、焼肉?と思うのかな?手を抜いたなと思う方もいると思います。で、ふたを開けたら、ちゃんと作ってあった・・・となれば、しめたものです。「まともな大皿がなくて・・・」なんて言っちゃうと、後で大皿、プレゼントされたりするかもしれないので、料理したくない人は気をつけてくださいね。

 グリル鍋はスープやおかゆなど入れて、テーブルに並べると、主役じゃないのに主役級に場所を取ってくれるし、みなさんに温かいものを配れるので助かります。

フライヤーは8人家族の我が家には不向きなので、持っていないので分かりませんが、フライヤーと食材で場所を取ってくれるし、調理は他の人に任せられるし、大人数でなければ活躍すると思います。

料理の苦手な人におすすめのおもてなし料理の本は?

 答えは「みつからない」です。

 料理の本のほとんどは、料理が好きな人、得意な人、がんばろうと思っている人に向けて、色々肩書のある専門家やシェフ、料理上手な主婦の方が書いてあるように思います。そういう人はきっと、料理の本眺めるのも、新しいレシピに挑戦するのも楽しいだろうけど・・・と、美しい料理が並んだ本を見て思うのは私だけですか?

 一方で簡単!とかはじめて!とかいうのを売りにした本は、毎日のご飯の参考にはなることはあるけれど、お客様呼ぶような場合には向かないし・・・料理はやってるけど、好きではない人こそ、お客様が来る、ホームパーティせざるを得ないとき、苦痛なんじゃないかと思います。どうしよう、何作ってらいいんだろう、と思って本屋に行くけど、解決してくれそうな本はみつからないんです。

 そもそも料理好きな人と、そうじゃない人では持ってる調理環境が全然違います。料理を盛り付けるお皿の数でも種類でも、圧倒的な差があるわけです。料理をがんばろうと思っている人は、これを機会に・・・と新しいお鍋やお皿を買いそろえるのも楽しいかもしれませんが、好きじゃないんだらか、そんなことにお金も時間も遣いたくない、というより何作るかも決まってないし・・・というのが本音です。少なくともわたくしは・・・。

 次回から、持っているものをフル活用して、出来る料理で上手に魅せる方法を紹介していきたいと思います。